< ショートセール[担保割れ]物件の処理遅延
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ラスベガスの不動産事情【2008年・5&6月号】
ラスベガスの不動産市場では
ショートセール(担保割れ)物件の処理がますます遅延
Home Sales グラフ 中古住宅市場の販売戸数は今年毎月増え、4月は今年最高を記録していますが、銀行関連の在庫が増え、平均価格は下げているようです。
ローンの支払いが難しくなって家を売り出しても負債の残額の方が売り値より高い状況をショートセールといいますが、その場合売主のローン会社が売買契約の認可をしなければなりませんが、この認可を出すのがどんどん時間が掛かるようになって、住宅ローン最大手のCountrywideでは最低6ヶ月掛かるとの通知を出したことが、5月21日付のReview-Journalに書かれています。 http://www.lvrj.com/business/19131474.html
ショートセールに対する銀行の処理が遅いため、低迷市場を長引かせる原因を作っているようです。

一方、既に銀行所有物件となっているものは、オファー(購入申し込み)が殺到し、特に25万ドル位の物件はオファーが15件も集まる事もあり、売り値よりも高いオファーで無い限り買えない状況となっている事も書かれています。
今でこそ買い時と思う買主は沢山いますが、オファーをいくら出しても中々買えなかったり、長期間待たされたりと、複雑な市場に手こずっている買主も多くなっています。

ネバダは相変わらず根強い移住先
5月14日のレビュージャーナルによれば、2007年は住宅危機や失業率の上昇など悪いニュースばかりでしたが、ネバダ州への移住者は特に減ってはいないことが数字に現れています。 http://www.lvrj.com/business
引越し業者の最大手United Van Linesは2007年の移住先としてネバダ州が第2位であったことがわかりました。
19年間人口増加率のトップであったネバダ州は、2005年にその地位をアリゾナ州へ渡しましたが、2006年から2007年はまたトップに返り咲いています。
Department of Motor Vehicles(車両管理局)の統計では2005年に9万件の運転免許書がネバダ州に書き換えられ、現在でも7万から7万5千件の住民が他州からの免許書を変更しています。2009年のシティセンターなどのオープニングによってまた人口増加のピークが見られると予想されます。

住宅危機は脱した - Wall Street Journalの記事より
5月6日のウォールストリートジャーナルのオピニオンの記事で、2008年4月が底値であったと考えられる可能性を示唆しています。
http://online.wsj.com/article
底値だからといってもすぐに値上がりするというわけでもないが、2005年をピークとしたバブル崩壊は始まって既に3年経っていること、値が下がって初めて家を購入する人が買える金額になったこと、新築物件の在庫数が減ったこと、金利が低いことなどを理由としてあげています。

また、5月7日のウォールストリートジャーナルのブログページでは、過去の数字を元に市場の転機を予測しています。
http://blogs.wsj.com/developments/2008
 
WSJ Housing Bottomedグラフ
1972年からの統計を調べると、着工した家の数が百万件を下回った時点を境に上昇していることが数回あります。その過去のデータによれば、百万件を切っている現在を転機と見られる事を述べています。

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