< 債務不履行多発のきっかけとなったサブプライムローン
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ラスベガスの不動産事情【2007年・8&9月号】
債務不履行多発の切っ掛けとなった
サブプライムローン
2002年から2005年の不動産ブームに便乗し、多くの人々が不動産投資に走り、投資用に次々と家を購入していました。クレジットスコア(貸付信用度)の低い人が借りるサブプライムローンもこの時期急速に増え、頭金を入れない100%融資や、短期転売が目的のため当初2年、3年だけ金利が低い変動性のローンも多くの投資家が利用しました。
ところが、2006年後半から高くなりすぎた不動産投資が急速に冷えたため、投資家は短期転売で利益を得ることができなくなり、追いを掛けるように金利が上がった変動性のローンやサブプライムローンの支払い不履行が増え、サブプライムローンを取り扱っていた金融機関の倒産が出始めました。
そのため金融機関では信用度の低い人に対する審査基準を厳しくし、投資用の100%融資は非常に困難になりました。それが更に家を買える人を狭め、売り物件の在庫を増やし、何とか在庫を捌きたい銀行所有物件や担保割れ物件が一層値段を下げることに拍車を掛けています。
日本でも話題になったサブプライムローン破綻ですが、金融機関はこれらサブプライムのローンも証券化し、それが更に債権に組み込まれ、その債権をA格付けにした格付け機関の評価の誤りもあり、世界的な影響が出てしまいました。

コミュニティによって差が出る債務不履行物件数
クラーク郡の中でもコミュニティによって、サブプライムローンの影響が大きく、値段がどんどん下がっていくコミュニティと、その影響が少なく、値段も比較的に落ち着いている地域があります。
不動産ブーム時に立てられた新築物件に多くの投資家が購入したため、比較的に新しいコミュニティで遠くて不便なコミュニティなどは不履行物件が多く見受けられます。
反対に昔からある古い地域や投資家が簡単に買えない高級住宅地などはあまり影響がありません。

銀行所有物件例 第二弾

前回の反響が大きかったため、今回もまた銀行関連の破産物権情報をお伝えします。
現在は売り物件数が史上最高を記録していますので、同じコミュニティの同じ大きさでも売主次第で、値段の幅がかなり出ています。そんな中にはこんなお買い得な物件があります。

※以下は決してマーケット状況を現わしているものではありません。
銀行所有物件例パートII


ローン会社の審査が緊縮傾向強まる
頭金を全然入れない100%ローンや5%、10%の頭金で2005年や2006年に多くの人が家を購入しましたが、最近はそれらのローンプログラムが使えなくなるケースが増え、先週50万ドルの家を買えた人が、今週40万ドルまでの家しか買えないという状況が日々起きています。金利がさほど上がっていないのに、家が売りにくくなった大きな原因は、ローンのプログラムが頭金のあまり無い人にとって厳しくなったせいです。
反対に頭金が20%以上ある人にとっては、一段と買いやすくなっています。

ラスベガスに新たなアリーナが
アリーナ地図

Harrah’s Entertainment(ハラスエンターテイメント)とスポーツ施設・イベント関連の最大手AEGは8月22日にNBA (National Basketball Association)やNHL (National Hockey League)を開催できるアリーナの建築計画を発表しました。
2万席のアリーナはNBAやNHLのチームをラスベガスに誘致することが期待されますが、コンサートやスポーツイベントだけでも十分利益を出していけるとAEG のCEOはみています。
バリーズとパリスホテルの後ろ側にできる立地条件は、ストリップの各ホテルにとっても有益でダウンタウンにできるアリーナ構想よりもストリップホテルの支持を受けるプロジェクトとなります。

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